超音波検査・関節超音波検査などの検査が行えます
当院では、内科疾患、リウマチ・膠原病疾患に必要な血液検査、尿検査や関節超音波検査、心臓超音波検査、腹部超音波検査、X線検査、骨粗鬆症診断・治療効果判定、不整脈を含む各種心臓疾患の検査を実施しています。
(全身診察の際は脱衣が必要な場合もありますので、可能であればストッキングやワンピースでのご来院は避けていただければ助かります。
ズボンも膝関節が出しやすいゆったりとしたものでお越しくださいませ。)
超音波検査(エコー検査)は心臓、腹部、甲状腺、婦人科領域(妊婦健診を含む)にて重宝される無侵襲な画像検査ですが、実は関節を含む筋骨格系領域にも実施が可能です。
関節超音波検査は体表面に温かいゼリーを付けて、エコープローブを「ポンっ」と置くだけで検査が可能です。
放射線被曝もなく、痛みもなく、診察と同時に検査が可能で、関節リウマチのような関節内の炎症は図Aに示すようなおびただしいオレンジ色の炎症として即座に描出できます。
症状が軽微でも、関節超音波検査では高度な炎症が隠れている場合があり、この画像検査によりリウマチ性疾患の早期診断が可能です。
最新の治療法を組み合わせて病状をコントロールできます。図Bに示すように治療前、治療後の評価がいつでも可能なため、治療効果の有無も治療早期から診察室で確認することができます。
以上のことから、関節超音波検査はリウマチ・膠原病領域でも大変重宝される画像検査です。
関節超音波検査の家元はヨーロッパであり、中でもスペインには昔から素晴らしい技術習得の場があります。当院院長はそのヨーロッパはスペイン・バルセロナに留学し(2011年)、多くの知識と技術を日本に持ち帰った先駆者の1人であります。
現在も世界各国の関節超音波の専門医師とコンタクトを取り続けておりますので、当院では世界レベルの知識・技術で患者さん一人一人のお困りの関節の症状を診断・治療させていただくことが可能です。